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九州（指宿）編

焼酎の薩摩白波のＣＭに触発された私は 無性にも指宿枕崎線に乗りたくなり、南九州の指宿へ旅立つことにした。
だいぶ前にも指宿枕崎線は乗ったことがあるのだが指宿以南は未乗だった ことと、前回「砂むし温泉」に入り損ねていたので、今回はこの２つが旅の目的 である。

ということで、 もちろん東京駅から新幹線（ん？、特に言い訳がましいことは控えたい）。 しかもグリーン車（貧乏人は飛行機で逝ってよし）を奮発したので博多までの ５時間は快適。博多から西鹿児島まで「つばめ」で４時間。うーん、 なんと時間を贅沢に使っているのだろう。

途中（岡山駅かな？）で短い編成の「こだま」を見た。 今乗ってる500系もこのような運命になるのか。なんだかなぁ。
（写真のは東京方が４号車だから４両編成だよね）

暗くなってから西鹿児島に到着し、その日はＪＲ九州ホテル鹿児島に宿泊。 翌日ホテルの窓から桜島が見える。（うーん、鹿児島に来たゼ）

快速「なのはな」に乗って一路指宿を目指す。沿線の景色がやはり南国。イイ！

指宿駅はごく普通のローカル線駅。

駅から１５分くらい歩くと「砂むし温泉」。はじめて砂風呂なるのもに入ったが 砂のあたたかさと重さが心地よくとてもイイ感じ。指宿にきた甲斐があるだがや。

指宿から列車に乗って枕崎を目指す途中、当時日本最南端の「西大山駅」。 現在は沖縄にモノレールができたので「本土最南端」だって。

霧にむせぶ開聞岳、なんかいいムード。
知覧を飛び立った特攻のパイロットは開聞岳に別れを告げて沖縄に向かった とのこと。前回来た時、知覧特攻平和会館で泣きました。

帰るなき機をあやつりて征きしはや
開聞よ　母よ　さらばさらばと
　　　　　（鶴田正義）

開聞駅。なんかイタズラ書きされてる。薩摩白波のＣＭのイメージを求めてやって きたのに…

終点枕崎駅。昔はここから先私鉄が伸びていたらしい。

駅前は特にこれといったものはなさそう。 そのまま今来た列車で引き返し西鹿児島へ戻る。

翌日は霧島神宮へ。

お正月なので初詣の人でいっぱい。

帰りの列車。赤いきつねではなく、赤いきりしま。
ＪＲ九州には以前、”赤いみどり”とかもあったハズ。（今もあるんか？）

翌日、博多行き特急つばめにて南九州に別れを告げる。

建設中の九州新幹線の駅、川内だったかな？
”せんだい”って読むの知ってるよね。

つばめの車窓から見た有明海。

こうして振り返って見ると、自分がいかに「鉄」関連の写真しか撮って いないかということが痛いほどわかって衝撃的であった。（笑）

最後までお付き合い下さった方、お疲れさまでした。（終わり）